笹倉孝昭:アルパインクライミング教本
国際山岳ガイドの同僚の笹倉孝昭さんは、新しい登山の教本を出版しました。日本山岳協会のインストラクターやってる笹倉さんはこの教本にいろんな技術を詳しく説明しています。アイス、雪山、岩場、なんでもこの「濃い」本に入っています。
本当に素晴らしい教本だと思います。ゼロから装備と服装の説明から、複雑な技術まで、このまったく厚くない本に入っています。もちろん、そのかわりに濃くで、「消化」することは時間かかります。一回早く読むことは足りないと思います。ゆっくり読んで、技術を自分で練習した方がいいですね。全ての技術は図解で説明されて、練習に役に立って、わかりやすい教本だと思います。
昨日届いた本なので、これまで2・3回パットいろんな部分を読んでみましたが、自分でもうちょっと入れてほしかった点をいくつ見つけました。ボウリンノットの説明のなか、ヨセミテフィニシュだけ説明されました。そして、危ないと思われてるシングルボウリンノット。
僕ならば、ダブルボウリンノットを入れてほしかったです。
そして、ロープの真中の簡単にダブルボウリンノットの作り方も入ってほしかったです。
他の気がついた点は「パートナーチェック」です:ただ半ページで述べました。僕のヨーロパの経験で、室内クライミングのとき、これは第一の事故の対策だと思います。いっぱいの人、子供もいるし、皆しゃべてるし、不注意が多くて、事故が多かったです。パートナーチェックを必ずすれば、その確率が減っています。プロガイドなのに、自分もやって、自分もされてほしいです。まったく恥ずかしくないです。皆さん、ちゃんとパートナーチェックをやってください。
では、もう一度、ほんとに素晴らしい教本だと思っています。本気的に登山技術がアップしたい人におすすめです。笹倉さん、書いてくれてありがとうございました。