シエナのチェルトサ・ディ・ポンティニャノ(Certosa di Pontignano, Siena)
12月は出張ばかり:最初いつものスウォンジーだったけど、その後久しぶりに昔住んでいたシエナへ。シエナの近くにあるチェルトサ・ディ・ポンティニャノ(Certosa di Pontignano)において去年なくなったシエナの先生の記念学会が行った。彼と何年間の連絡あったし、シエナに住んでる間に彼は僕のアドバイサーなので、ちょっと悲しい感じでシエナへ行ったんだ。会場のチェルトサは昔修道院で、今会場として経営されてる。トスカーナ州の代表してるシエナの周りのオリーブとワイン畑の素晴らしい環境の中にあるチェルトサはこの記念学会のためびったりだった。
雰囲気は素晴らしいし、文化と歴史が溢れてるこの修道院はトスカーナにしても、特別な場所だ。ちょっと丘の上に建てられたチェルトサはトスカーナ州の有名な産物のブドウ(キアンティ)とオリーブの畑に囲まれている。出たらすぐ畑に入って、100年以上のオリーブ木の間に散歩する。
毎日昼食と夕食の際に周りのブドウのワインが出されて、皆は喜んで昼から飲んだ。この地方の代表の「サン・ジョベーセ」というブドウが僕は一番好きなブドウだ。このブドウで作られてるワインは特別の性格(わざとこの単語を使う!)を持ってる。
日本の違いに昔の修道院の構造はだいたい残って、部屋やセミナー室に使われてる。玄関からテラスまで、寝室から食堂まで、どこでもから安定で歴史の感じが伝われてる。
セミナー室の中、昔の壁画の間に発表したり、演奏会を聴いたり、自分の思考に潜ったりすることは最高だ。昔からいい研究ができる場所だった。何回もチェルトサに学会が行ったり、隠者みたいにひとりの研究だったり、インスピレーションがいっぱいだった。
休憩の時修道院の廊下を回ったり、昔ここに歩いていた修道僧を想像しやすい。研究者の僕らと修道僧の彼ら、基本的に似ってる。両方頭がちょっとおかしく、一般人にバカに思われた。考えの内容もたまに似ってる。
たまに興味ない発表の時、こっそりセミナー室から出て、誰もいない廊下と中庭を見るたびに、シエナに住んでいた時期を懐かしんだ。あの時仕事の環境、自然の環境、友人の環境、全部まるで完璧だった。シエナに帰りたいな〜とよく考えてるけど、あの時期に戻れるわけがない。環境が変わったり、友人もかわったり、僕も変わったから、懐かしい思い出として守ろう。
三日間がはやく終わって、最後のチェルトサの晩になった。先生の家族を再会したり、彼の世界に広がっていた影響を驚いたり、昔の同僚と友人を会ったり、濃い時間を過ごしてきた。絶対に帰る。
出発の前の朝食の後、もう一度大好きなトスカーナの丘に散歩した。太陽の光はやっぱりトスカーナで違う。自然と文化、歴史と発見、この素晴らしいトスカーナに隣の友人だ。歴史を忘れず、壊さずに夢みたいな環境はここにまだ残っている。
シエナに帰ってから、一日昔の友人と遊んでいた。最後にバスに乗ってフィレンツェから何十回使った夜行電車でウイーンに行った。一年半ぶりに母と兄弟を会ったから、日本の今の「Heimat」に帰った。
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